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堀米さん(中途人財インタビュー).jpg

堀米亘さん≫
和光さつき地域福祉事業所
​所長 入団5年目

どんな仕事ですか?

​仕事をしていて、嬉しかったことはなんですか?

なぜワーカーズコープを選んだのですか?

これまでのキャリア

​就職活動中の方にアドバイスをお願いします!

学童クラブや児童館の運営・管理業務および、主に和光市における地域活動

 

 和光市の指定管理業者として7つの施設の運営を行う事業所で所長をしています。子育て支援の現場に入る事は少ないですが、管理し過ぎず子どもの主体性を尊重する保育をしている為にどうしても避けられないトラブルへの対応や、行政に提出する計画書や報告書の作成、予算の使い方などで現場の職員と密に連携をとります。

より良い保育ができるように、より働きやすいように、様々な仕組みを考え提案しますが、協同労働で働く皆の意見を必ず聞くようにしています。「団づくり」と呼ぶ良い職場づくりも大切な仕事で、積極的に関わってくれるようになるなど、人が少し変わったなと感じた時にささやかな喜びがあります。

また、地域に向けて様々、学習会や地域食堂を開催しますが、たくさんの地域の人が参加して下さったり、新しい出会いがある事が楽しみです。

市民に向けて平和学習会を開催、参加された中学生の感想に感激

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 和光市内の4事業所合同で地域に向けた学習会をやることになり、当初は組合員の関心事から考えようと意見を持ち寄ったところ、子ども達がたくさん亡くなっているパレスチナ・イスラエルの歴史や情勢をテーマに行う事になりました。身近でなく難しいテーマながら私自身関心のあるテーマだったので、中心になって動き講師を探す中で、幸い他団体で元イスラエル兵の平和活動家の講演があるというので聞きに行きました。

すると学校でも数多く講演をされていて子ども向けにも話していただける事が分かり、親子を対象とすることに。結局親子での参加は少なかったのですが、中学生が「後で後悔するより今すぐに行動に移して、少しでも戦争をおさえたり環境を保ったりすることが大事だと思った」と感想を寄せてくれて、やってよかった!と感激しました。

みんなで意見を出し合って経営する、そこに未来の理想社会を感じたから

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 前職は旅行会社で企画営業や添乗業務をしていて、平和や福祉、教育や環境などテーマのある旅を扱っていました。そのため、社会課題に向き合う仕事に関心が向き、何よりも「理念に共感できるかどうか」がポイントでした。丁度、労働者協同組合法が国会で成立した直後でしたし、時はコロナ禍、社会全体で様々価値観が混乱していた時期でもあり、「エッセンシャルワーク」が注目されていました。

そんな中、「皆で話し合って地域に必要な仕事をおこす」というワーカーズコープの取り組みはピッタリはまりました。最終面接で薦められた斎藤幸平著『人新生の資本論』を読み、「これからの社会のあるべき姿だ」と確信を持ったのが決め手となり、入団を決めました。

子育て分野に限らず環境や平和、農や健康など、様々な社会課題に触れられるところも魅力です。

 

旅行会社での営業・旅行商品企画・添乗業務(28年間)

→当団体へ 本部での研修(3か月)、埼玉事業本部での研修(2か月)の後、和光さつき地域福祉事業所/埼玉事業本部に事業所長として配属(5年目)

​ 私は転職の際、「キャリアの棚卸」という作業をさんざんやりました。他人と比べず、自分の価値観や信条的なもの、どんな生き方をしたいか、を大事にすることです。そして企業や団体が、掲げる理念を体現できているか、それに共感できるか、という点も考慮して自分に合った就職先を探してみてください。

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